服を選ぶとき

手持ち服が少ないことによく驚かれます。
以前にも書いているとおり、ハンガーの数以上の服を持たないと決めている
ことが要因ではあるのですが、もう一つ自覚している大きな理由があります。

服に対する拘りです。

特定のブランドしか着用しないとか、他人と被るのは嫌とかではなく、
具体的には

①シルエット
②触り心地
③色

この3条件が自分の基準を満たさなければ、まず財布を出しません。

見て回るお店も多くないので、自分の基準を満たす服に出会う確率は低めです。
ですので、「これは!」と思うものがみつかると多少お値段が張っても
購入します。

また、自分が気に入る服になかなか出会えないことも経験から
承知しているので、持っているアイテムを大切に扱います。

手持ちが少ない上、買い替える頻度が低くなれば、必然的に購入回数も
少なくなります。生活スタイルや収入によってそれぞれだと思いますが、
4,980円の服を5着買う頻度で25,000円の服を1着購入する、そんな感覚だと思います。

当然ですが、自分の基準を満たせば2,900円でも購入しますし、経済的には
それが一番理想です。今一番気に入っているトップスは、ユニクロで購入した
ニット素材のノースリーブです。
シルエットと丈が私の体型にぴったりで、手持ちパンツとの相性がとても良いのです。

友人と服の話をすると1着の単価に驚かれることがあるのですが、
価格が安いから良いとか高いから悪いではなく、今の私はこのスタイルで
それなりに心地よく過ごしています。

「今日はこれでいいか。」ではなく、「今日はこれを纏って過ごしたい。」
と思いながら、服を選ぶことができる朝はとても清々しいものです。

服を選ぶとき、「自分がこれを着たい」という想いと同じくらい
大切にしているのが、その日会う人が「自分のことをこう見てほしい」
という願いです。

服で相手に与える第一印象は大きく変わると信じているので、特に仕事では
自分をどう見てもらいたいかということを大事にして服を選んでいます。

もの言わぬ服ですが、
決して自分を裏切ることのない最強の味方であると私は思っています。

私のクローゼットにある服たちは、少数精鋭のエース揃いです。
みんな私を助けてくれます。

明日も私は最強の味方に背中を押してもらい、出かけていきます。

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