2020年、楽しみにしていた美術展の一つが
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」。
開催が延期されていましたが、事前予約制でいよいよ始まりました。
イギリスにあるロンドン・ナショナル・ギャラリーが
館外で大規模な作品展を開くのは今回が初となるそうです。
なので、来日する61作品全て日本初公開となります。
私が最も楽しみにしていたのは、フェルメールの
「ヴァージナルの前に座る若い女性」。
17世紀にオランダで活動していた画家ヨハネス・フェルメール。
日本でも人気が高く、私も大好きな画家ですが、
現存作品数がとても少なく、諸説あるものの35点とされています。
この人生でフェルメールの現存作品35点を全て観たい。。。
なんてことを密かに思っているのですが、今回13点目を観ることができました。
普段、週末を利用して美術館に出かけることが多いのですが、
人気の高い展覧会は混雑していて自分のペースで鑑賞できないことがよくあります。
特に大規模な企画展は、多くの人を呼び込まなければ成り立たないことも
承知しているのですが、身長が高いこともあって普段混雑している時は
なるべく後方で鑑賞するようにしたり、移動する時身をかがめたり、
結構気を使います。
今回、このような形で入場人数に制限がかかり、事前予約制になったことで、
自分のペースで美術展を楽しむことができましたし、正直とても気が楽でした。
東京展は国立西洋美術館で10月18日まで。
その後大阪国立国際美術館で11月3日から2021年1月31日まで開催予定です。
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