この企画展で初めて知ったマリアノ・フォルチュニ。
スペイングラナダ生まれで育ちはパリとローマ。
制作活動はヴェネツィアで行い成功をおさめた総合芸術家でありデザイナー。
今回の企画展では、彼の服飾作品や絵画、舞台作品等が展示されています。
彼の服飾作品に「デルフォス」というシルクのドレスがあります。
代表的な作品の1つだそうです。
パンフレットの写真にも採用されているこのドレスは、今回の企画展でも
各所に展示されており、生地の光沢や細かなプリーツ、ストンと落ちる
洗練されたシルエットが、100年前に作られたとは思えない美しさでした。
今、モデルさんがこの服を着てランウェイを歩いてもまったく不自然では
ないだろうな・・・そんなふうに思いました。
普段は自分のよく知る画家や芸術家の展示会に行くことが多いのですが、
気分が乗ればこうして未知の分野に触れてみるのも楽しいなと感じた1日でした。
こちらは10月6日までの開催です。
コメント