ゴッホ展 人生を変えたふたつの出会い

arts -美術館へ行く-

自宅の壁に、ゴッホのアートポスターを1点だけ飾っています。

ゴッホの作品で最も好きな《星月夜/The Starry Night》です。

画面を覆う青空に黄色く描かれた星と月のコントラストがとても好きで、
MoMAのショップでアートポスターを購入し、額に入れて自宅の壁に
かけているのです。

前景には糸杉が描かれています。
墓地に植えられている木であることから「死」の象徴とも呼ばれ、
ゴッホの作品にしばしば登場します。

上野の森美術館で現在開催されているゴッホ展の見所の1つが
この糸杉を画面いっぱいに描いた、その名も《糸杉》です。
今回の企画展のポスターにも採用されました。

合計3点描かれたシリーズのうち、ニューヨークのメトロポリタン美術館に
所蔵されている1点が7年ぶりに来日しています。

以前メトロポリタン美術館に行った時には見られなかったので、
真作を見るのは今回が初めてでした。

高さ1m近くに及ぶ大作です。
ぐるぐるとうねるように立ち上がる糸杉。
てっぺんはカンヴァスからはみ出ており、緑の炎をあげているようにも
感じます。

会場が混雑していたため、少し遠くから作品を眺めていたのですが、
それでも迫りくる存在感に圧倒されました。

美術展に出かけると、公式ショップで仕事に使うクリアファイルを1枚
購入するのがお約束になっていて、今回は《糸杉》が描かれたファイルを
買って帰ったのですが、いざ仕事で使ってみたら、他にも美術展で購入した
クリアファイルが多数あるにも関わらず、《糸杉》は圧倒的な存在感を
放っています。

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